静かな夜の絵本棚

読み聞かせの思い出

絵本と言葉の習得

こんばんは。

絵本の読み聞かせをした子は言葉が早い、とよく聞きます。
本当かしら。

息子は1歳を過ぎてもなかなか言葉がでず、1歳7ヶ月で受けた健診のときには単語3つ程度しかありませんでした。
あとで振り返れば焦るほどの遅れではないのですが、当時の私は原因と対策を必死で調べました。
育児書とにらめっこしてしまうタイプなのです。

周囲に不安をもらすと、「絵本の読み聞かせをしてごらん」「うちは読み聞かせをしたから、言葉が早かったの」というアドバイス
私は生後1ヶ月から読み聞かせをしていましたので、とても困惑しました。
読み方がいけないの?
量が足りないの?

なかなか単語が増えなかった息子は、1歳10ヶ月で突然2語文、翌月には3語文を話すようになりました。
今となっては、何を焦っていたのだろうと思います。
言葉の出るタイミングは、人それぞれ。
絵本を読んでいれば必ず言葉が早いということはないようです。

ただ、2語文をしゃべるようになってから、絵本でで覚えた言葉がたくさん溢れてきました。
名詞だけでなく、「やっぱり」「ほんとうに」などの表現を気に入って使うのも、絵本の影響かなと思っています。

何かの効果を期待して接しても、その通りになるとは限らないのが、子どもの成長のおもしろさかもしれません。
子どもはいつでも想定外です。
深く考えず、楽しんで絵本を読もうと思っています。

それでは、おやすみなさい。